ーーーーーーー肌荒れーーーーーーー
秋冬になると、お肌のカサカサに悩む方が多く見受けられます。
これは空気の乾燥や寒さなどから、皮膚の水分や油分が少なくなるからです。
肌荒れの原因を皮膚が弱いからなどや年齢によるものだと思っている方も少なくはないでしょう。実は皮膚が病んでると云う事は内臓機能の低下を表しています。皮膚は身体の鏡なのです。西洋医学的には皮膚の表皮(角質層)からの水分蒸発を防ぐための皮脂膜、細胞間脂質などが減少することが肌荒れを起こす原因とされています。中医学では気血の流れに関係があります。素問の中に“心、その華は顔面に在り、肺、その華は皮毛に在り”とあります。身体の表面を覆っている皮膚は心肺から出る気と血液の栄養を受けて光沢をもたらします。気や血液が不足すれば皮膚があれ、カサカサになるということです。
皮膚病の患者さんは気管支炎、喘息症などの呼吸器系の疾患がよく表れるといいます。これは皮膚と臓器に密接な関係があることを示します。
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