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『癒しの住まい』づくりを
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アドバイスしていきます。
≪どんなおうちを建てましょう?
それともリフォームかな?≫
●● どんなおうちって ●●
住宅展示場に初めて行ったとき、営業の人に『どんな住まいを建てたいですか?』と
聞かれたことがあると思います。でも、そんなこといきなり聞かれても、
想像もつかないし、なんて答えたら良いのか分かりませんよね。
かなり前から計画している人なら答えられるかも知れませんが、
意外と『どんな住まい』っていったいどんな住まいなんだろう?って思いますよね。
予断ですけど、この営業の人の質問は良い質問だと思います。
展示場に入った玄関先でいきなり『予算は?』『建てる場所は?』『いつ頃の予定ですか?』
なんて夢のない質問だったりすると、ほんと冷めちゃいますものね。
単純に『どんなおうちにしたいか』という想いを何個かあげてみました。
【 間取りの良い 】
【 見栄えの良い 】
【 庭の広い 】
【 日当たりの良い 】
【 広いリビングがほしい。 】
【 玄関は広く。 】
【 お風呂も広く 】
【 キッチンは対面式かな。 】
【 中庭がほしい。 】
いろいろありますね。
今のあなたの住んでいる環境はどうですか?
上の項目が満たせそうですか?
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●● 問題点をピックアップ ●●
でも、まず先に考えなければならないことは、当たり前ですけど
今、あなたが抱えている問題点だと思います。
住まいに限らず、両親のこと、環境の事、お隣さんのこと、
たくさんあると思います。また、今後の人生設計に重要となる、
子供の進学のことや両親を含めた家族構成など、将来的に
どんなビジョンを持つかで、これからの住まいづくりの計画が
左右される可能性があります。
ただ、あくまでも計画は計画ですから日にちが経てば変わる事もあって当然ですけどね。
『今の住まいは寒い』
『お隣さんちの窓が気になる。。。』だとか、
『今の土地がせまい。。』
『子供の学区を変えたくない!』
『この辺は洪水が多い』
など、思う事すべてを箇条書きにするといいですね。
営業の人は『今の住まいでご不満な点は何ですか?』と聞き、
(それを聞いてこない営業は××です。)
それをもとに設計者は設計し提案していくのですから。
不満を残しつつ、憧ればかりを追求しても良い住まいはできませんからね。
以上のことから
『今、何が不満だろう?何が問題点だろう?』
という様に、
問題点の探索から始めて、それが終わって初めて、
『どんなおうちにしたいか』を考えて行ったほうが整理できてよいと思います。。
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●● どんなおうちを建てましょう? ●●
先に書いた『不満点や問題点』を改善した建物を建てただけで、
すでに満足のいく住まいに変わると思います。
実は『どんなおうち』の答えだったりもします。
ここまでが家を建てて、または建替えて意味のある最低限の計画です。
これから先に一歩踏み込んでの設計をどう考えるかで
『感動する住まい』『癒される住まい』『自慢の住まい』
に変わっていくのだと思います。
ここから設計者の腕の見せ所となって行くのです。
建物の内観(家の中)は今度話すことにして、今回は外観(外から見た感じ)のお話をしていきますね。
あなたの好まれる建物像はどんな建物ですか?純和風ですか?レンガ調の洋風ですか?
それとも都会的なコンクリート打放なしでしょうか?
人それぞれいろいろな好みがありますから、好きなおうちを計画したいものですね。
でも、建築士の立場からして、バランスは考えたほうがいいと思います。
あなたのこれから住もうとする町並み、都会的ですか?緑が多いですか?
内観(家の中)は、どんな風に計画しても自由ですが(厳密には制限はあります)
ただ、外観(外から見た感じ)はある程度、秩序のある様にしたいものです。
1.風合い
ビルの立ち並ぶとこに純和風はどうですか?(和風を取り入れたモダンな造りなら返って斬新かもしれませんね。)
白菜畑の真ん中にレンガの洋風建物。似合いますか?
個々の家は、すばらしく感じても周りの環境とミスマッチでは、
せっかく建てたおうちも台無しです。
想い思いで好きに設計するのは個性という意味では良いと思いますが、
それに加えて全体の街並みも考えたほうが訪れる人にも感動を与え、街全体のカラーが生まれると思います。。
残念なことに僕も日本人ですが日本の街並みの特徴を明確に言えません。残念!
個人的には京都の嵯峨野が好きですけど。
2.色合い
たまに、この色とこの色は絶対合わないだろうという色を使っていたり、
ショッキングな眩しい色の家を見かけたりしますが、個人的には美しいと思えません。
ただ、ランドマークにはなりますけどね。
3.デザイン、形
人の心理として間取り重視で考えた合理的な設計だと、とかく単純な形になりやすく
『なんだかこの家大きいだけで平凡なデザインだな。中も平凡なのかな』
って思われやすく、
そこに外観上のデザインも考えた設計ですと
『この家かっこいいな。中はどうなっているのかな?』
と、
通りがかりの人も興味津々、また感動を与えます。
でも実際、外観は設計者の想いによるとこが多く、設計者のセンスに左右されるところでもあります。
外観は重要です。はい。
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●● 今回のポイント ●●
最初に書いた
『問題点や不満点』を改善しつつ間取りを考え、建物の見栄え、
街全体の調和も視野に入れながら計画
し設計していったら、
あなたの描いている理想の住まいに近づいていくのではないでしょうか?
『どんなおうち』のイメージはつかめましたか?
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●● リフォーム ●●
もうひとつ、建物はそのままでリフォームをお考えの人もいると思います。
お部屋の模様替えをしたい、お風呂を変えたい、キッチンを入れ替えたいなど。。
部分的にリフォームしてもこれまた、すごくリフレッシュしますよね。
ひとつアドバイスするならば、
リフォームの規模にもよりますが案外と建替えたほうが費用的に割安になる場合があります。
特に『今ある家を半分増築する。』とか、『内部の間取りを全面的にリフォームする』などは、
一度部分的にでも壊して作るのだから新しく建てたのとそんなに変わらなくできるケースもあります。
また、間取り変更など大掛かりな工事ですと構造的に負担をかけたり、補強をくわえたりなど、
綿密な調査をしても、あらかた予想は付けて壊わして見たものの、
初めてわかったなどのリスクを伴うこともあります。
追加工事が発生するのも当然だと思います。計画は慎重に進めましょうね。
目的(リフォームならリフォーム完了、建替えなら完成した建物)だけを考えたとき
リフォーム
・・・
壊して → リフォーム工事 → 追加工事(工事は少しでもコストは割高)
建替
・・・
解体して → 建てる(全体の金額は高いが割安)
要するに目的(建てること)に関係ないコスト(壊すこと)を考えたとき、
建替えの方がより目的(建てること)にお金を掛けられるっていうとこでしょうか。
これは、大きな工事の例ですから、リフォームは高いなどとくれぐれも誤解しないでくださいね。
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次回は『家族構成』家族みんなで癒されよう!です。
お楽しみに!
Profile
一級建築士 川田 純一 ( junichi )
他の資格
一級建築施工管理技士
宅地建物取引主任者
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